買取り事例(ブログ)

2014/10/08
刀剣 日本刀 本身 脇差

白鞘の日本刀を一振り買わせて頂きました。

いつもながら「本身」は緊張します。

 

戦時中のサーベルもよく買わせていただきますが、こちらは摸造刀が多いので少しは気が楽。

刀身はおそらく室町時代の作ですから、ざっと400年も鍛え直しながら生き残っていたことになります。

脇差

 

すごいですね、日本刀って。

 

 

日本刀はいままでも何口か買わせて頂いていますが、稀に「怖い」と感じる一振りが。

オーラとでもいうのでしょうか?私の日本人DNAに刻み込まれている恐怖心とかに反応する何かがある物なのかもしれませんね。

 

実は当店に日本刀をお持ちになるお客様、一番の理由は「家に置いておくのが怖いから」。

ご遺品だったりすると、しっかり管理する人もいないだろうし、その気持ちはわかります。

頷ける方、思い立ったら当店まで。

 

ちなみにこの「日本刀」、もちろん美術品としても評価の高いいわゆる逸品なのですが、ちょっと手入れが大変。

しかも、基本的にかなり古い物ですからそれなりに経年劣化もします。

今回買わせて頂いた刀も、長年の鍛え直しで浮き出て来た不純物、「鍛え傷」というやつが点々と。

申し訳ないのですけれど評価額にそれなりの影響が。

かろうじて美術品の状態を保っていましたが、もう数年後だとおそらく…。

 

 

ブランド品や時計もそうですが、必要ないなと思ったらできるだけ早く次の人へってのも一考ですよ。

その際はぜひ当店まで。

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