切手に興味が無い方にありがちな失敗事例とは

と書くと大袈裟ですが、古～い切手にはまだまだプレミアム物が多いって知ってます？

切手ファンには何を今更と叱られそうですが、

ご遺品の切手を家族を代表してとお持ちになったお客様、切手ファイル5冊程にびっしりシート切手が。



 

ざっと5万円ほどの買取りになりましたが、お話を聞くと古い切手は価値が無さそうだから、知り合いにでも進呈するつもりだとのこと。

お客様を叱るつもりはさらさらありませんが、せっかく家族のために残していったご遺品、試しに査定しますから一度見せてくれということで翌日再度ご来店した切手を見てみると、

あらら、これはまた…



 

とりあえず誰もが知っている、「月に雁」に「見返り美人」を含め、ファイル2冊にびっしり昭和初期の切手が。

第一次国立公園がほぼ完品。



第3次昭和切手の「旭日と飛燕」が2色揃って田型とは…



 

ついでに同「藤原鎌足」が2連で…



 

等々、ほんの数枚だけ紹介しますが。

他にも昭和10年から20年代のプレミアム切手が百枚以上。

査定額は前日を軽くオーバー。

切手にまったく興味が無い方には「何だこりゃ？」という古い紙切れでしょうが、この頃の切手を軽く見ちゃいけません。

残されていたその切手、間違っても簡単に処分しないように。

とりあえず「なじらろ？」と当店まで。