近代貨幣類の中でも人気の「1円銀貨」。

 

頻繁にご来店しますので、月に数枚は買わせて頂きます。

年明けから２カ月、今年もすでに数人のお客様から30枚以上を鑑定したかな。

 

でも…

どうも今年は「1円銀貨」運が無いようで…



 

年明けから昨日まで、今年当店に持ち込まれた圓銀、全て偽物。

まあ、非常に存在感のある明治期に貿易で使われていた硬貨、

ご遺品かなんかからヒョコッと出てきたら、これは!…となりますよね～。

 

今までも、がっかりしてお帰りいただく方もいれば、え！とビックリして喜ぶお客様も。

 

来歴は不明ですが、ハンパ無く偽物が多いのがこの1円銀貨。

数年前には、各年全部コンプリートした圓銀が全て偽物…ってこともありました。

悪意がある物、無い物、お土産品等々イロイロですが、昭和40年代のコインブームの時に手に入れたってのが多いようですね。

 

で、ようやく本年本物1枚目がご来店。



明治19年の前期製。

雪の影響もあったとはいえ2か月ぶりだ～。

思わず頬ずりをしたくなりましたよ。

 

製造年や希少度によっては数万円の値段が付くこの1円銀貨、

古銭の山の中からポロッと出てきたり、古銭ファイルの中に数枚並んでってのが良くご来店するパターン。

 

ちなみに、簡単に真贋判定できる方法は、磁石を使ってみるといいですよ。

バチッとくっつくのは鉄製ですから偽物。

くっつかなかったら…

とりあえず、当店まで。

 

さて、今夜は「カーリング女子」準決勝。

癒されるな～「もぐもぐタイム」。

何かこう身近に感じられて、自分の娘を応援しているような気持になりません？

メダル取って欲しいな～。

 

ではまた。