- 2017/06/08
- 銅器 書道具 茶道具 筆筒 佐渡銅器 佐渡蝋型鋳金 斑紫銅 名人 本間琢斎…
共箱があれば…と、たまに愚痴らせていただいておりますが、
骨董の名品に箱が無いのはなんともはがゆいもので。
今日の名品、箱はありましたが…蓋が無かった…。
でも、これはまた素晴らしい。
大正期の作と思われます、佐渡銅器の名人「本間琢斎」造、筆筒をお買い取りです。
箱書きが無いもので、思われますと書かせていただきましたが、おそらく三代の作。
共箱の蓋があればね~と悩みつつ、お値段は精一杯頑張らせていただきましたよ。
もっともこの時代のお品、箱が無かったり、あっても虫食いでボロボロってのが普通ですから、
こんなにきれいな状態で当店にお越しいただいただけでも嬉しいお話。
先ほどまで見事な斑紫銅に見とれておりました。
先月も新潟銅器の名品を数々買わせて頂きましたが、今月も月始めから縁起が良いようです。
新潟の古いお宅ですと、普通に茶こぼしを使っていたり、茶托がコロンと置かれていてビックリすることも度々ですが、
「まだら」でちょっと見美しくないかもしれませんが、その赤っぽくて重たい銅のお品、
貴重な物ですからご注意ですよ~。
間違っても処分したり、キロいくら?で手放したりしないように。
銅のお品もとりあえず当店まで。
お待ちしております。
ランキング参加中
お宝なじら屋