- 2016/01/18
- 切手 切手シート 少額古切手 バラ切手
日々切手を数え査定をしていますと、切手帳、切手ファイルの数でその査定時間も把握できるのですが、今回は大幅に予定オーバーでした。
正月に思い出して持って来たと、結婚式や法事の引き出物用袋が二つに山ほどの大荷物。
なんだこれ?と思ったら切手ファイルが沢山。
ざっと20冊程。
2~3冊パラパラと覗きますと、5円~20円の切手シートや単片がビッシリでした。
このファイルの埃具合から見ますと、少なくても20年は眠っていたようです。
当店、このファイルから切手を抜き出し外に出すことを「レスキュー」と呼びますが、さすがにこの数、1時間では終わりません。
昼頃にお持ちいただきましたので、夕方まで約4時間ほど時間をいただいたのですが、これが一向に終わらない。
そうなんです、少額の切手、中には40年以上眠っている物もありますから特に寒い時期、突然起こすと途端に元気に。
こんな感じでクルクルと。
これがまた仕事が進まない。別のお客様の相手をし帰ってくるともう大変。
バラ切手はこんな感じ。
まさに「助け出して息を吹き返した」ってなところ。
結果、事情をお電話し、翌日まで時間を頂いたのですが。
結局かかった時間は7時間。
600枚ほどのシート切手と、1000枚以上のバラ切手と格闘しておりました。
その代りプレミアム切手も含め数十万円、1枚残らずしっかり査定させて頂きましたよ。
しかし、数十年間これだけの宝物を忘れていたというのは危ない危ない。
その金額にお客様もビックリしてましたが、
あまりきれいではない、埃だらけのベタ付くファイル、たまにカビが生えていたりしますから、ご遺品なんかだと、知らない方が「なんだこのゴミは」と、捨ててしまっても不思議じゃあない。
皆さんのお宅にもこんなファイルや切手帳、眠っていませんか?
中は「宝の山」かもしれませんよー。
古~い切手レスキューは、とりあえず当店まで。
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