- 2017/04/10
- 鉄瓶 京鉄瓶 南部鉄瓶 古民家 囲炉裏 蔵整理
最近良く「古民家」という言葉を耳にしますが、所謂古~い家。
新潟市近郊にも普通に点在していますが、大体が広い敷地内で改築を繰り返し、日々モダンな家に生まれ変わっているようです。
そんな古いお宅に当初必ずあったのが「囲炉裏」。
戦後の電化生活で真っ先につぶされて、使われていた自在鉤や古民具はもったいないから蔵や物置の奥へ。
時代と共に代替わりをして今や蔵や物置は「開かずの間」。
さて、さすがに家もガタが来てるし、蔵や物置にしていた別棟を潰して、新しい家に建て替えようか…というのが今の当主さん世代のようで。
「いや~整理や捨てるのが大変なんさ~。」と、日々立ち代り当店にご相談にいらっしゃいます。
費用はかかるけど業者さんを呼んで根こそぎ捨てて、重機でグシャッとてのが簡単なんでしょうが、どうも古い道具を捨てられない。
というのも今の当主さん世代?
そうなんです、古~い「開かずの間」には必ず宝物が眠っているもの。
前述のような事情で最近よくご来店いただくお客様。
最初は掛軸をお持ちいただき、「どんなのが売れるんだね?」とご質問を。
以前のお宅に「囲炉裏」はありましたか?でしたら、こんなのとか、あんなのは良い値段がつきますよ、とお話ししますと。
なるほどとお帰りいただき、次からはお車のトランクにビッシリのお荷物を。
案の定、ご来店いただくごとに大金を手にしてお帰り頂くようになりましたよ。
昨日は花瓶や茶箪笥に混じってこんな名鉄瓶がゴロリと。
いずれも名人の作です。
明治~大正期の京鉄瓶と南部鉄瓶の名工のお品が揃い踏み。
コーヒー紅茶世代の今の40~50歳代の方々、鉄瓶や御茶道具には興味ありませんもんね~。
この日一番の高価買取です。
ちなみに囲炉裏まわりですと、天井から吊るす「自在鉤」なんかもお買い取り可能。
古民具や古いお道具類は理にかなった「良い」お品が多いものです。
簡単に捨てる前にちょっと立ち止まって、
古いお品はとりあず当店へご相談を。
お待ちしております。
ランキング参加中
お宝なじら屋