- 2016/12/15
- 漆器 村上堆朱 ロシア ソ連漆器 アヒル?
漆器といえば新潟の方が真っ先に頭に浮かぶのが「村上堆朱」。
こんな手の込んだ細工の箸入れをお買取りです。伝統工芸品。
良い物なんだけどな~、もうちょっと全国的にマスコミとかに出てくれるとか、朝ドラの舞台になってくれるとかすると、
中古品相場も上がるんだけどな~という愚痴はさておき、
ロシアからプーチン首相が来日中だそうで。
これはまたスポットな「ソ連」の漆器もご来店です。
なんだこのアヒル、東南アジアのどこかのオマル?と底を見てみたら、「メイドインUSSR」とありました。
ロシアの方、大変失礼いたしました。
「ホフロマ塗り」というロシアの伝統的な漆器だそうで、このアヒルは食器の一つ。
まあ、盛皿のようなものかと。
漆器というと日本や中国、韓国製は多々目にしますが、ロシアにもあるんですねー。
考えてみれば「マトリョーシカ」も漆器の一つか。
値段はさておき、日々見たことが無い物と格闘しつつ、また一つ懐が広がりました。
持って来られたお客様も知らなかったようで、何故家にあったんだろう?と不思議な顔をされていましたが、とりあえずお客様に感謝ですね。
しかしまあ、結構良く出来ている。
数十年前の品だと思うのですが、漆の塗りもしっかりしているし、金彩は中国に近いのだけど、柄がヨーロッパ調で面白い。
ソ連、ロシアというと、アンティークの銀製品に良い物がありますが、工芸品もバカにできないんですねー。
日本の繊細で器用そうに見える職人さんじゃなくて、でっかくて髭面の力持ちの職人さんが太い指でコツコツと作ったんでしょうかね?。
おまりお付き合いの無いお国、ちょっとだけ近しく感じられるようになった気がします。
てことで、お宅にある「なんだこれ?」というお品も、捨てる前に当店まで。
どんな物でも丁寧に調べ、精一杯のお値段で査定させていただきます。
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