- 2016/11/05
- ギザ10 ギザ10円玉 エラーコイン? 未発行陶貨
古いファイルに収められている古銭を1枚づつ査定していたら、なんだこれ?
という10円硬貨が。昭和26年から33年まで作られていたギザ10円玉
なんだけど…
表がツルツル?
エラーコイン?と喜ぶ寸前で子供の頃の記憶がよみがえりました。
もう数十年前の話ですから時効だと思うんですが、これ、結構見ました。
多分、昭和30~40年代に幼少期を過ごした方々は同様だと思いますが、いたんですよ、一生懸命に削るヤツが。
両面ともツルツルにしたり、ちょっとした子供のブーム?鉄とかコンクリートとかで。
子供にとって10円て大金ですから、何故なのかはどうしても思い出せないんですが、当時は稀に財布に紛れ込んでいたと記憶しています。
今考えてみると随分と罰当たり…娯楽の少ない時代でしたらね~、凄いだろーとか自慢したかったのかなぁ?結構道端に小銭が落ちてた時代だし…。
実際にこういうエラーコインがあるのかどうかは不明ですが、ちょっと薄くて軽い。
誰かがいたずらだな、これは。
今回査定の古銭コレクションはご遺品とのこと、そんな当時物が珍しくて取っておいたのかもしれませんね。
到底悪意のある物とは思えませんが、残念ながら、お買取り不可品としてお返しでした。
銀行へ持って行くと10円として入金できるかも?
エラーコインって、凄いのは100万円とかになりますからねー。皆さんも目を皿にして小銭を確認したほうがいいかもしれませんよ?
で、これは偽物ではありませんが、かなり珍しい硬貨。
同じお客様からお買取り。
発行されなかった硬貨、しかも陶製の、昭和20年製造未発行1銭陶貨です。
昭和20年といえば終戦の年、直径15mmの陶製の硬貨って…
結局流通しなかったお金です。
でも…当店今まで数枚買わせていただいているということは、どこから出回ったのだろう?
何はともあれ、古銭や近代貨幣も当店まで。
汚れているのが普通ですから、小汚いままでOK。
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