先月もレア古銭で一喜一憂しておりましたが。

 

オー！と、お？が繰り返されると、さすがに疲れるものです。

 

先日は小判でオー！

雛小判と呼ばれる小さな小判「万延小判」



あえて写真をぼかしますが。

以前にも一度紹介したことがありますが、小判の中では一番多く買わせて頂きます。

 

ただ…お？

金は金なのですが、どうも彫りが違う。

残念ながら、またしても参考品。

小判全般このての精巧な贋作が多いのですが、中でもこの雛小判はやたら多い。

まあ、金は金ですし、精巧な品物ですから、それでも結構なお値段になります。

お客様も納得のお買取。

なんですがね～。

 

と、今日はさらに、オー！！

お持ち頂いた古銭バインダーの中から。

特年が多い、明治の「1厘銅貨」



直径15mmほどの小さな硬貨、小さすぎて、よく昔の財布の隙間に挟まってます。

裏返してみると…

まさかの大特年、810枚しか発行されていない「明治13年」



この13年、小判よりレア。0.9グラムしかありませんが、1枚でそこそこの「バーキン」が買えます。

 

1分ほど固まってましたが、お？、古銭マニアなら1枚目の画像でおわかりのとおり、偽物。

それでも私、実物は初めて目にしましたからレア物ではありますがね。

は～とため息が。

 

現代は諸々情報も豊富ですから鑑定も楽ですが、昔は騙された方も多かったんでしょうね。

それぞれどうやって出回ったんだろう？

いやはや、面白いなー、レア古銭。

 

皆さんのお宅に眠っている古銭、もしかしたら1枚数十万円から数百万円のレア物かもしれませんよ。

物は試しに当店まで。