- 2015/06/18
- 蓄音機 戦前戦後コロンビア ニポノーラ
比較的手の汚れない、貴金属やブランド品ばかり扱っていると、逆に埃だらけの汚れた品物を恋しくなったりします。
そんな今日のスポットなお買取品。
こういった品物をどこへ持って行けばいいのかわからない方も多いようですね。
思いっきり埃だらけでお持ちいただきました。
でも、さっと拭き取ると…これはスゴイ。
昭和30年頃の物だと思うのですが、コロンビアの蓄音機。
何がスゴイって、ちゃんと生きている。
試しにと当店に何故かあったSPレコード盤に針を落としてみますと、朗々と三味線が響き渡りました。
以前にもポータブルを買わせていただいた経験から、多分ダメだろうなと諦めていたものですから今日はビックリ。
知ってます?これって持ち運び出来て、電池もいらないアウトドア可の優れもの。
SPレコードが手に入れば、ですがね。
ついでにといってはなんですが、一緒にお持ちいただいたのがこれはまた名器。
外観は壊れてボロボロですが、昭和11年製のNIPPONOLA。
どちらかというとこちらがレア物。
ターンテーブルは回るんですがねー、野獣の悲鳴のような音が出はしますが…
第二次大戦をはさんで2台の日本製蓄音機。
残っていてくれてありがとうってところですね。
当店こういった品物が大好き。
埃だらけで構いません、壊れていても大丈夫。
処分する前に、是非にとも当店まで。
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