- 2015/03/27
- 古銭 天保通宝 寛永通宝 古民具 帳場金庫
江戸時代に商人さんが使っていたんでしょうねー、よく残っていました。
商店の店先で、格子の衝立で囲まれた帳場に座る番頭さんがジャラジャラとお金を出し入れしてた。
帳場金庫、銭箱とでもいいましょうか。
上の穴から小判や穴銭を投げ込み、店じまいしてから勘定して錠前をかけるという感じでしょうねー。
もちろんしっかりお買取させて頂きました。
で、この中に入っていたのが、
天保通宝と寛永通宝が紐にくくられどっさり。
古銭というとこの2種類、ほぼ毎日数枚づつ買わせていただきますが、これだけ大量にはそうはありません。
結構なお買取り額になりました。
現代の日本で普通に暮らしていればほとんど目にする機会は無いと思いますが、
明治の初めまで使われていた、これが天保通宝で
これが寛永通宝、銭形平次が投げるお金。
当時は生活も質素だったから、これだけあると1年くらい暮らせたんでしょうかね?
ここ数日、店内の一角が江戸時代にタイムスリップしたかの当店、
手あぶりもそろばんも帳場箪笥もあるので、あの時代劇で商店の店先によくある、格子の低い帳場衝立があれば完璧。
どなたかお持ちの方、探しております。
昔商売をしていた古いお宅にお住まいの方、
蔵の片隅にでも眠っていたら、是非当店まで。
でも、ふと我に返ると、あまり商売になっていないような…
それはそれとして、江戸時代の古民具は当店まで。
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