- 2015/02/13
- 小判金 文政小判 万延雛小判 安政二分判金
言い訳になりますが、またじならない日々が続いておりました。久しぶりのブログ更新です。
貴金属で金庫のお金が目まぐるしく出入りする中、切手を買い、ヴィトンを買い、日本画を数点買わせて頂き、アンティーク時計と中国骨董と玉川堂の銅器と銀器とヴィンテージポスターと超合金と万年筆etc…を買わせていただき、春が近いのか千客万来、お陰様で忙しく立ち働かせていただいておりました。さて、昨日買わせていただいた中から、古銭と言えば小判
左から、文政小判金、万延雛小判、安政二分判金。
こんな商売をしてますが、さすがに小判金は頻繁に出入りするものではありませんから「おー!」というところ。
ただ…この2枚の小判、実はあまりよろしくない品物。
素材、寸法、サイズを含め、良く目にするレプリカでも無いところがまたよろしくない。
本物を何枚も見ていないと、わからないでしょうねー。
明治から大正にかけて作られ出回ったものか、昭和のコインブームの頃の物かは不明ですが、特に雛小判は良く目にします。
お客様もがっかりされてましたが、ただ、今は金がお高い。
しっかり14金で作られていますから、本物の二分判金と合わせて結構なお買取り額に。
ちょっとだけ喜んでお帰りいただきました。
掛軸なんかは9割が偽物なんて良く聞きますが、小判や古銭も他の骨董品と同じく偽物はあります。
今だって世界的に偽札が出回っているんですから、全然不思議ではありませんが。
どういう人たちが、どういう経緯で作って流通するんでしょうかねー?
想像するとそれはそれで面白い。
時計にブランド品に骨董品に貴金属、皆さん、買われる際はちょっとお高くても信頼のおけるお店で買われた方が良いかもしれませんね。
もっとも、昔のおもちゃなんかは所謂「バッタ物」が人気があったりしますんで、それはまたそれで非常に面白い。
違法品はお断りですが、「お宝」かな?という品物が見つかったら、
査定、鑑定無料の当店まで。
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